MARINOTE

韓国で大学生している日本人女子が考えるあんなことやこんなこと

「外国人」は差別用語?ドイツに学ぶ日本の国際化に必要なもの

 

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昨日、今学期初めて知り合ったドイツ人の友達と、共通の日本人の友達と初めてお食事に行ってきました。美味しいもの食べて、テラス席でビール飲んで(私はもちろんノンアルコール)、久しぶりのネイティブの生ドイツ語が聞けて私はもう大満足。それはそれは素敵な時間を過ごすことができました。


お食事会がどれだけ楽しかったかでひとつ記事を書くことができそうな勢いなのですが、今回それはおいといて、話題に上がった「外国人」に対してのドイツと日本、韓国の意識の違いが面白かったので、そこから日本の国際化についていろいろ考えたことをシェアします。

 

 

 

「外国人」って差別用語

そもそも外国人って差別用語なんでしょうか?
外人は差別用語で外国人はそうじゃないという人もいますが、ここではどちらも同じものということにします。

私は韓国にいると「外国人」で、比較的自分でも自分のことを外国人と言うことが多いです。自分の中でもやはり「韓国人ではない」という意識があるし、外国で生活するうえでの待遇などは現地民とは違ってくるので、外国人であると主張することは普通のことだと思っています。まあ私の場合見た目が韓国人と変わりないので外国人専用の書類を受け取れなかったりといろいろ厄介なことが多いからって理由もありますがね。

だから差別ではなく区別のために使わなければいけない場面もある。

ただやっぱり自分は韓国語もそれなりに理解できるし、買い物や食事など普通の生活は韓国人と何の変わりもありません。なのでたまに日本語で話していると回りで「外国人が~」と話題にされることがあり、それは少し不愉快ではあります。

 

ドイツでは「外国人」は差別用語

ドイツでは「外国人」という言葉は差別用語という意識が強いです。もちろんドイツでも区別のための「外国人」は使われますが。

ドイツは移民の多い国ですが、親の世代は海外から移住してきた人たちでも、子供の世代はドイツ生まれドイツ育ちのドイツ人と見ます。見た目は違えど文化的感覚、言語は全部ドイツ人と変わりません。そういう人たちを「外国人」呼ばわりすることは失礼だし、「外国人」という言葉は政治的右翼が好んで使う言葉だそうです。

なのでドイツ人は見た目がアジア人でもドイツ語で話しかけます。
私もドイツ滞在中に街中で話しかけることがありましたが、一目でアジア人とわかる私でもみんなドイツ語で話しかけてきました。なかなかハードでしたが現地民と現地語で話せる機会なんてなかなかないので私は楽しかったですw
相手には私が外国人という意識がないんでしょうが、ドイツ人は外国人に慣れてるという印象がありました。

 

外国人慣れしていない日本と韓国

それに比べてアジア人、特に日本と韓国は外国人慣れしていないと感じます。
自分たちと違う見た目の人を見つけるとじーーーっと凝視したり、話しかけられても「英語で話さなきゃいけない」と身構えてしまったりする人が多いですよね。逃げる人もいたり。

たまに「日本に来るなら日本語ぐらい喋れて当然」っていう人がいますがそれと外国人慣れとはまた話が違います。それはただ単に民族主義なだけです。

ドイツ人の友人はお兄さんが韓国に旅行に来たときに、観光客が自分たち以外全くいない場所に遊びに行ったそうです。そこで韓国人から目の前で「外国人だ、外国人だ」と連呼されあまりいい思いをしなかったそう。
「どこから来たんだ?」って質問に「ソウルです」、「どこに住んでるんだ?」に「ソウルです」と答え続けたそうですwww

 

今後の日本に必要なのは外国人に慣れること

日本は今、国際化という言葉に敏感で、外国人観光客の誘致に力を入れてるし、オリンピックを控えてどんどん国内の外国人人口は増えていきます。そのために国民の英語力が必要だとかで学生をどんどん留学させようとしてる。国際結婚もなにも特別じゃなくなってきてる。

でも国際化って外国人が増えるだけのことを言うんじゃくて、現地民の外国人に対する寛容性、受け入れる姿勢のことも含まれてるんですよね。ただただ人種が多様化するだけじゃダメで、そこでちゃんと共存できなきゃいけない。(もちろんそのために英語が必要にはなってきますが。)

だから見た目で外国人と判断したり、珍しがったり、最初から英語で話さなきゃなんて思ってちゃダメなんです。(お、英語使えるぜラッキー!ってのは私も時々ありますがw)

外国人という言葉がお役所などでは必要になっても、普通の生活においては何も特別にならない、言及されない状態が本当の国際化と言うんじゃないかなと思います。英語力とかの前に外国人に慣れることが国際化への一歩。

日本の難民の受け入れという政治的問題に関してもそうです。犯罪の懸念や受け入れ場所の確保だけじゃなくて、日本人が意識的な面でどれだけ受け入れられるかにも大きく懸かってる。

もちろんドイツ、ヨーロッパが完璧であるとは思いません。いろいろ問題もありますから。
でも彼と話していて、やっぱり外国人に対する意識の面では日本と韓国はまだまだ変わる必要があるなと感じました。

 

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